キス−キスTOPへ“王子”ヤグディン去りし直後のシーズンの、GPシリーズ。自分をはげますように見てたけど、女子シングルの百花繚乱、多彩な充実ぶりは、このシーズンからすでにヴォルテージ高く、白熱してた。
女子は花ざかり♪ 03−04 GPシリーズレポ

う゛う゛、すみません。しばらく湿っぽい内容ばっかで。早いもんで、いつのまにか、もうGPファイナルか・・。

今季、いちばん驚いたのは、そして眼を奪うのは、サーシャ=コーエン。
この子、もう貫禄が出てきたじゃあないの〜! みずみずしい花の盛りが、まぶしいかぎり。
ちよっとした腕の振りかた、スピンの入りかた、ジャンプの傾いた着地をあやうく力づくでこらえるすがた、タラママが出迎えてハグするキス&クライ、相変らず“ヤグ王子の残像”を眼が拾うのは、仕方ないとして・・。
この子はスケート滑れなくても、体操界に進んでも、伸びたろうな。これだけ外見と、精神的な強さと、体の柔らかさと、三拍子そろってりゃ。
ソルトレイクのとき、背伸びしたような衣装、化粧で『カルメン』滑ってたのが、ウソのようですな。かの“伝説の名花”カタリナ=ビットのカルメンが眼にやきついてる世代、ただでさえ他の人のカルメンは体が受けつけないのに。すくなくとも、カルメンがあんなに上品に、なだらかな胸じゃ、いかんだろぅ〜(笑)
(プル子ちゃんのFP『カルメン』は別。あれはドン=ホセを演じてたから、いいのだ)
ただ、あのころから彼女のスピンはすごかったし、ダイヤモンドの原石のようではあったけど。あとは似合う衣装と、テーマをあたえるだけでよかった。ちゃんとお水をあげて陽をあてれば、いずれめきめき咲きほこる花ではあった。
しかし、これほどとは。タラママの薫陶が、樹液みたいに、指先すみずみまでゆきとどいてるのが、見てて心地よし。
そりゃまあ・・やはり、相手がヤグ王子じゃないのは、少しさびしくはあるが・・。

女子はコーエンだけじゃなく、百花繚乱、咲きみだれてるので楽しいね♪
NHKのスポーツニュースで、ジュンジュンこと八木沼さんが、日本の3人娘を花にたとえてるのが、面白かった。
荒川さんは真紅の薔薇、恩田さんはひまわり、村主さんは白いカサブランカ・・。
荒川さん、恩田さんは賛成だけど、村主さんはコスモス、ってのが私のイメージ。あれって見ためフワフワやわらかくて、かよわそうに見えて、ものすごく強靭な花だもんで。
わがヒイキの太田 由希奈ちゃんは、すみれ、かなあ。小ちゃくて、柔らかくうなだれて咲く風情が、ぴったりと思うんだけど(ちなみにこれまた、しぶとくて強靭な花である)。この子のレイバック・スピンは本当、見てると眼がよろこぶ。30分ぐらいやっててくれんかな、ず〜っと見てたいな、と思ってしまう(笑)

なんとなく見たラリック杯も、魅きこまれた。フランス開催だと、欧州選に近いフンイキがある。
ひとめ惚れしたのは、フランスの、アン=ソフィー・カルベッヅ。この子のストレートライン・ステップって、めっちゃ可愛ええ〜!! うしろ向きにちょんちょんと、小鳥みたいに跳ねるの♪ 正直、ストレートライン・ステップって、どの人のも「ハミルトンみたい」と思うか「ヤグみたい」と思うか、どっちかだったんだけど、この子のは、誰のともちがう。
これまた、眼の快感♪ 他の部分が荒っぽいのが惜しいけど、パワフルな滑りは好み。以後、ひいき決定〜o(^-^)o 欧州選も、ぜひ出てきてくれ!

スピンだと、ハンガリーのユリア=セベスチエン。
女子フィギュアの優雅さ、どっかに忘れてきたようで、いっぱいいっぱい、リキ入れまくり、ややしょっぱい印象。でも気合入った、歯切れのいいドーナツ・スピンは、いじらしい。もうちょっと余裕出てきたら、せっかくのモロゾフ振付で曲に乗ることが、もっと出来そう。いまのまんまだと、モロゾフさんらしさがあまり感じられない。もったいなや☆
それにしても、美人ですなあ〜。スラヴ美人てのは、南方系の美人みたくギラギラしたとこがなくて、すっきり端正、ほんとに素晴しい。

じっくり見てると確実にハマる。やっぱ私、フィギュアスケート好きなんだと再認識。ああ、やっと少し元気出てきた。
03.12/13記
#3へ←#5へ→フィギュアン日記・もくじへTOPへ