キス−キス TOPへEEEさん、生まれてはじめてのアイス・ショー観戦。それもサーシャ・アブト、プルシェンコと、ロシアのきれいどころばっか。帰りは出待ちし、生サーシャにあと50cmにまで接近、おなじ空気を吸ってきたそうな。この、幸せ者!
生アブト生プルシェンコ・来た見た書いた!
〜東伏見発・EEEさん報告〜

まずは、ひとこと。

いや〜、やっぱり、生で見てみるもんだ!

ロシアのフィギュアスケーターって、生で見ると、びっくりするほど背が高く、この世のものとは思えぬほど美しいですぅ〜!! とくに世界一激戦区のロシア・フィギュアスケート界でトップに立つ、選ばれた人は・・。
なにをかくそう“生まれてはじめての生アイススケート観戦”だったEEEは、目からウロコを山ほど落っことして帰ってきました。

うわさのプリンス・アイス・ショーを見に、美緒さんとごいっしょして東伏見へ行ってきました。
冷夏のはずがとつじょ連日34℃、ここへきていまごろ夏本番かぃ。
しかもEEE、前日は某アイドルのコンサ、3時間半ほぼ立ちっパで脚が筋肉痛、帰宅は午前様^^;)の翌日という、これ以上ないほど最悪のコンディションでしたが・・。
前日のコンサが、ほぼ若い娘っ子ばかりぞろぞろ7万人の大軍だったのにくらべると、親子連れあり、老夫婦あり、まったり気分がここちいぃ〜♪ とはいえ、最終日の夜の部、つまりオーラスだったので、1時間まえにすでに行列。早めに行って正解。おかげでSS席のすぐ後ろのA席をGET!o(^o^)o

かねがね「寒いよ」とは聞いてたが、本当〜〜に寒かった!!
はじめはちょっとキツい冷房? ぐらいの感覚なんですが、見てるうちにしんしんと冷えてくるんだ。夏は戸外との温度差で、けっこうつらいぞ。
ブルゾンとヒザかけのほかに、ちょっと大げさかなと思いつつ、薄手ニットのマフラーと帽子持ってって、途中からしっかり着用。足元から寒さがじわじわしのびよってくるので、レッグウォーマーも欲しかったくらい。
寒さにくわえ、床が濡れててすべるので、夏のフィギュアスケート観戦に高いヒールや、サンダル、ミュールはやめたほうがいいです。まぢ
「寝たら死ぬぞ!::(>_<)::」の世界だから(笑)

まずは、生プル子ちゃんについて。
「アダージョ」の黒と金の衣装で、すっくと立ったすがたをひとめ見た瞬間、あまりの美しさに息をのみ、固まってしまって拍手もできなかった・・。(この衣装、コンペのときは手袋してたのに、今回、なぜか素手でした)
となりの席のお嬢さんがたは「ジェーニャ! ジェーニャ!」と叫びながら、瞬時にこわれ、大拍手のうえ足までどかどか踏みならし、おかげで覗いてるオペラグラスの映像が揺れてこまりましたわ・・いや、気持は判りますが(苦笑) 代々木GPF以来の来日だもんね。
いや〜、ほんっと、びっくりです。

な、なんてきれいなんだ・・!!

つらがまえが、すっかり変ってました。
前季中は、正直、あごのたるみがやや気になってたんですが、「・・え? この子ってこんな顔してたっけ?」とわが眼をうたがうほど、りんかくがすっきり、大人っぽくなってました。絞りこんだのか、そういう齢になったのか。よけいなものを殺ぎおとした、男の顔になりかけてたというか。いや〜じつに貴重な、一瞬の輝きを見たかもしれん。
きりりと前方を見すえる凛々しい横顔、情感と思い入れたっぷりな表情。数秒間、たましい持ってかれて真白になってしまったことを告白しますf(^ー^;
生で見るべき、って痛感したのは、ビデオや写真で見慣れたはずの、プル子ちゃんのほんとうの眼の色が、はっきり判ったこと。


つゆ草の花みたいに、くっきりあざやかな深い青でした・・。

で、演技そのものは・・うーん。
「アダージョ」「サンクト」って前季のコンペ用プログラム、そのまま持ってこられても・・。
ほかの人たちの演技がすべて軽快で明るいので、どうしても違和感。せめてあのハッタリきいた「カルメン」滑ってほしかった。1本ぐらいは「せくすぃ〜ぼむ」とか「Only you」とか、エキジビ用プログラムのほうがよかったのでは。(ロシアから着ぐるみ持ってくるのが面倒くさかったとか?・・笑)
クワドも、ビールマンもなしの「アダージョ」「サンクト」は、ポイントが判りづらく、フィギュアスケート見慣れてない、親子連れで涼みがてら見にくるお客さん向きじゃないと思うよ。・・いや、演技以前に、「サンクト」の重い、深刻な音楽は、どう考えてもアイス・ショー向きじゃないってば。
動きそのものも、見るひとによっては苦手だという、あのヤバい腰ふり☆  がない代り、かれ独特のするどい切れ味もなし。とくに「アダージョ」の本来こまかく、きちょうめんな手の演技がさらっと流されてしまうと、EEEとしては「もともと狙いがよく判らない演技が、ますますつかみどころがない」印象。
「サンクト」のストレートライン・ステップはさすがに速かったけど、これが最後、と残りの体力ふりしぼってるようでもあった。動きの切れがよかったとは、おせじにも言えない。
ずーっと住んでる日本人でさえめげる、この突然の気温上昇でバテたか? アイス・ショーの演技ってのは、こういうもんだと思ってるのか? それとも大人の男になりかけたプル子ちゃんの“迷い”なのか? 期待してただけに、そういう意味では、やや残念。
これからはもっとショー向きに、全体の流れになじむレパートリーも持ってほしい。この子の実力なら、その気になれば、できるはずだもん。なんにせよ、来季がとっても、楽しみになってはきたけどね(^^)゛

そして・・生サーシャ。
そこにいたのは、いままで知ってたサーシャでは、なかった。
「アルメニアン」の、動く宝石のような。あるいは「ラフマニノフ」の、羽衣のようなヒラヒラ薄モノ衣装をまとった、きゃしゃで可憐なかれでは、なかった。
おひげ生やし、ノースリーブの黒で腕の長さを見せつけ、自信たっぷりにふてぶてしく笑い、フラメンコの振りで、鬼火のように舞う。華やかだけど、渋い。洗練された、上品な色っぽさ。ロロ様かアベルブフの路線、とでもいうか。思わず“麗人”ていう形容を捧げたくなったなあ。
「あれっ?!」とおどろいたのは、外見の変化だけじゃない。「この人って、こんなストレートライン・ステップ踏めたっけ? いつのまに・・」と思ったもん。クリムキン的な動きも入るし(※このへんの情報は美緒さんにまかせた)、ドキッとして、ビデオでもないのに、思わず巻きもどしたくなった(笑)
これはたぶん、来季のための新しいプログラムの“慣らし運転”だろう。
ダテに前季、ずっと欠場してたわけじゃない、ぼーっと休んでただけじゃないんだ、来季のオレを見ててくれよな・・と言わんばかり。いかにもショー向きの明るさ、軽快さのなかに、そういう決意が見えた。
かと思えば、得意のキャメル・スピンの終わりぎわ、一瞬ふかく体をかがめ、ひらひらっと上体をなびかすように揺らしてから体を起こす・・あの独特の動きは、絶好調だった02欧州選SP「アルメニアン」そのままだった。
思わず胸がときめくと同時に、ああそうか、あの、軸がぐらりともしない美しいキャメル・スピンは、この、きゃしゃに見えてシンの強い体が作り出してたんだ、と気づいたりして。惚れなおすよなあ〜、こりゃ(感涙・・;_;)

かと思えば、うわさの“脱ぎ脱ぎマラカス・マンボ”!
いやマヂな話、この演技って、ロロ様が演じてもイケると思うぞ。
正面SS席前、マラカス放り出してニヤリと笑い、まずは両袖はずして投げ、思わせぶりに第一ボタンをはずし、お待ちかね、さあごらん、とばかりに、お胸を、がばっ・・☆☆☆
・・と思ったら、つぎの瞬間、氷上にちらばるマラカスと、投げたお袖を拾いあつめて、自分で撤収してるサーシャがいた(笑) 本当にこの人って、何やってもカワイコちゃんやなあc=(^.^*)

演技すべて終了後、選手が場内まわってあいさつ、つまり花束手わたしチャンスのとき。
リンクサイドに待機してたら、サーシャと、プル子ちゃんが同時に目の前に来たため、サーシャ派と、プル子派がいっぺんに殺到し、フェンスを押し倒してしまいました・・☆ ケガ人は出ませんでしたが。
そのとき、リンク内に倒れこんでしまったファンの子を、やさしく抱きおこしたサーシャ。あの子、あの一瞬で一生分の運の大半、使いはたしたんじゃ(笑)・・いや冗談々々ヾ(^_^)
そんなことがあったせいか、サーシャに花束わたせないまま、ショーは終ってしまいました。残念!
仕方ないので、係員のおじさんに「サーシャに渡してください」とお願いして、あずけてきました。

最終日のせいか、プル子ちゃんファンの人たち、すごく気合入ってました。
なかでもすごいな〜と思ったのは、「カルメン」と「オンリー・ユー」の衣装の、等身大(!)のプル子ちゃん人形2体、作ってきた人がいたこと。当然、SS席のお客。そっち方面に選手の客席アピールがあると、お人形に拍手させてたりして、すごく可愛かった♪
ちなみに「カルメン」人形のほうは、演技終了後、プル子ちゃん本人のとこへお嫁に行きました(笑) 楽屋からプル子ちゃんが出てきたとき見たら、いっしょにいた金髪女性が、この子を抱っこしてました。
(※あとで聞いたら、この女性がプル子ちゃんのカノジョだそうな)

帰り、楽屋口でいわゆる“出待ち”をしました。
楽屋から出てきたサーシャは、紺の日本てぬぐいを、バンダナ代りというか、ハチマキのようにしめて、青のTシャツ着てました。このすがたの外人さん、いきなり浅草か秋葉原で見かけたら、ぜったいサーシャだって見分けられまい、と思いました(笑)
サーシャにあと50cmくらいのところまで、接近できました。あともう少し、手を伸ばせば、さわれたかもしれない・・でもその50cmのスキマに、サーシャ・ファンの生垣がみっしり・・。おまけに、もう陽が落ちて暗くて、顔もよく見えなかった。無念!
まあ、あのくらい近づけば、おんなじ空気を吸った、と自慢していいだろう c=( ̄・・ ̄)
ようし、また来年! こんどは、平日に!
コンペもいいけど(たぶん)、アイス・ショーもいいよ〜♪ 小さいリンクで、フェンスも低くて、すぐそこにいる選手との一体感を感じることができる! 「選手が滑っていく風を感じることができる」ってのは、けっして大げさな表現じゃない。これはクセになりそうー!

で・・さいごに「たぶんそう言うと思ったよ」と言われるだろうと思いつつ、結論。
もし、生でヤグの演技見てたら、ヤグのほんとの眼の色が判るくらい近くで見られたら、すぐ近くでおんなじ空気吸えたら、うっかり目線があった(ように錯覚した)なんてことなぞ、あったりでもしたら・・
・・その場で、全身、石と化して倒れてますね、私(^o^)゛
(以上)
2003.08/24 報告


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