キス−キス HOME

●99−00シーズン

★はじけて、割れて
☆00国際オープンフィギュアのくるみ割り人形(SP)
くるみ割りのイントロとフィニッシュ楽器のアップリケいっぱい、見るからに楽しい衣装。
とくに後ろすがた・・はっきりいえば、おしりが非常に可愛く見えるデザイン。
ピアノを弾くしぐさから入り、ヴァイオリン、木琴、ドラムなど、次から次へと楽器をあらわす振付が出てくる。
曲・振付・衣装・本人の個性・技術・意欲が一体になった、まぎれもなくベスト・プログラムのひとつ。

ピアノ、ヴァイオリン、そして・・
やっとやっとはじけてる、初のEX「ワン・バナナ」以来、体の底から!
前季SP「サーカス」ではやや固くぎこちなかった気配も消え、音楽と一体となって体を動かすのが、うれしくてしかたなさそう!
ちょうど曲と、衣装が似合う年齢であり(19歳のはず)、「サーカス」と「ウインター」の、ちょうど中間の感じのSP。

まさしくこれは、ソルトレイク・シーズンの傑作SP「ウインター」への入口。この軽快さに、貫禄をじょうずに加えてゆくと、あの冬の国の妖精王になるわけだ。
「くるみ割り」時代のヤグは、小妖精パックってとこか。まだ重厚感よりは遊びごころって印象で、それがまたたまらなく、いい。
この、どこにも影のない、ひたすら上昇志向、はじけた陽気さは、ふりかえって見ると、かえって涙をさそう。

演技終了後、会心の笑顔。
ジャンプは単独3ルッツ。3アクセル−3トゥのコンボ(アクセル着地ややこらえ気味)。さいごは単独2アクセルで、手堅くまとめた。
この段階ですでに4回転も跳べるが、ここでは挑戦しなかったようだ。
(この大会、本田タケシくんはSPで4回転をきめたが、芸術点が伸びずSP2位に終った)
演技終了後、ヤグディンは観客席から花束をやまほどもらい、腕いっぱいに抱えてキス&クライに向かおうとするも、さらに別のファンの一団に呼び止められる。すると彼、腕の中の花束を氷上に置き、新たにもらいに戻る。このへんの観客サービスもよろし♪

イントロ、ピアノ弾くしぐさ部分の曲調、ピンクレディー『UFO』のイントロそっくり。思わず「UFO!」って振りつきでツッコミ(笑)
ついでに・・この曲そのもの、「ナット・ロッカー」アレンジは、
EL&P『展覧会の絵』のにそっくり!
(※クラシック・ロックアレンジの伝説的名盤。プログレ・ロックなんてコトバ、ごぞんじ?)
これをクラスメートみんな一般教養のように聴いてた学生時代を思い出し、それだけでも涙モノ。トシがバレるかな〜(笑)。


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